2018.01.22:yoshitaka kase
・ハレルプロダクツ × USMC ダックハンターリバーシブルジャケット
サイズ | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
36(Small) | 67 | 54 | 42 | 57 |
38(Medium) | 69 | 57 | 43 | 59 |
素材:コットン100%
原産国:中国
USMC(アメリカ海兵隊)は、アメリカ軍を構成する陸軍、空軍、海軍、海兵隊、沿岸警備隊のヒトツ。
アメリカの法律に基づき海外での武力行使を前提に、アメリカの権益を維持、そして確保する為の緊急展開部隊です。
必要に応じて水陸両用作戦を始めとする軍事作戦を遂行する事を目的としています。
また、本土の防衛が任務に含まれていない為、通称「殴り込み部隊」とも言われています。
USMC(アメリカ海兵隊)のミリタリーアイテムは、US ARMY(アメリカ陸軍)等に比べ、元からの球数が少ないというのもあり、市場に出回る事が余りなく、希少価値の高いアイテムとされています。
ダックハンターカモは、1940年にUS ARMY(アメリカ陸軍)でデザインされたカモフラージュ柄。
ダックハンターという名称が一番多く使われていますが、別名フロッグスキンカモフラージュと言ったり、レオパード スポットとも言われています。
開発と同時に支給も1940年から開始され、ソロモン諸島等で戦う多くのUSMC(アメリカ海兵隊)や、US ARMY(アメリカ陸軍)技術部隊に着用されました。
ですが、その後多くの部隊の戦闘経験から、このダックハンターカモの柄が移動する際に不適当という事が浮上。
また、ダックハンターカモジャケットは、フランスのノルマンディーで戦う、US ARMY(アメリカ陸軍)でも、1944年に短期間使用されましたが、敵国のナチスドイツの部隊が着用していたミリタリージャケットと、一見似ていた為、味方への誤発砲による悲惨な事故が相次ぎ、1944年7月には生産が中止され、スタンダードなカモフラージュ柄を復活させる事が決まりました。
しかし、生産が中止と決まっても、その後もUSMC(アメリカ海兵隊)の偵察大隊及び、コンバットスイマー偵察部隊によってダックハンターカモのミリタリージャケットは着用され続けました。
ダックハンターカモは、当時の歴史的な背景が非常に色濃く見える柄となり、ファッションとしても1970年代辺りから現在も尚、国内外のアウトドアブランドやワークブランド等にサンプリングされている柄となります。
ダックハンターカモジャケットは、表面はグリーンベースのカモフラージュ、裏面はブラウンベースのカモフラージュ柄のリバーシブルになっているのが最大の特徴。
当時、ジャングルでの着用が多かった為、様々な植生に対応出来るようにとカモフラージュの柄がリバーシブルになっていました。
カバーオール型のジャケットなので違和感なく着用出来ます。
ワークブランドのカバーオールジャケットには無い、このダックハンターカモの柄がインパクトがあるので、インナーに無地物のTシャツやシャツをサラりと合わせるだけでも雰囲気の出る一着。
グリーンベース、ブラウンベースのカモフラージュを合わせるボトムスやキャップのカラーによって、変えるのも楽しいジャケットです。
ジャケットのフロントボタンは開閉しやすいスナップボタン。
左胸には忠実に再現したUSMCプリントが入ったパッチポケット
左右の裾部分も同様のパッチポケットのディテールになっています。
着込む程に風合いを楽しむ事の出来るヘリボーン織り(杉綾織り)の丈夫でしっかりとしたコットン生地が用いられています。
身長170cm、体重64kgの僕の体型で38(Medium)サイズ。
身長168cm、体重57kgの早川氏の体型で36(Small)サイズが丁度良いサイズ感になります。
シルエットは、現代のニーズ、そして日本人の体型に合うようにと、当時の物に比べ、身幅、アームホール等、細身の綺麗なシルエットに仕上げています。
尚、既にウォッシュも施しているので、程良く風合いも有り、サイズが縮む心配もありません。
インナーの合わせるアイテムによって、秋、冬、春と3シーズン使えるアイテムなので、一枚持っていると重宝する事間違いなしなジャケットです。
この機会に是非ワードローブのヒトツに加えてみて下さい。