2015.11.12:yoshitaka kase
ビール系アイテムは、古着にハマりだした10代後半頃に
販促用のノベルティーグッズ等、色々存在する事を知り
それから、ずっと個人的にも収集しているアイテムのヒトツ。
収集していて思うのが、バドワイザーやミラー等のビッグカンパニーは
デザインや年代を考えなければまだ市場に物は出てくるのですが
ストローズ等のコアなカンパニーはなかなかお目見えしないという事。
今日はそんなコアなビールカンパニーのジャケットが
デッドストックの状態で発掘されたので、ご紹介したいと思います。
・SCHLITZ/1980s/Dead Stock/Work Jacket
シュリッツ/80年代/デッドストック/ワークジャケット
SCHLITZ/シュリッツは、ミルウォーキーに拠点を置く
老舗アメリカンビールカンパニー。
当時、ブルーカラーと言われる
労働者階級の人達が飲むビールの代表とされていたビールで
『ミルウォーキーを有名にしたビール』という
キャッチコピーでも知られていました。
現在はクラシックスタイルの復活という戦略で
“1960年代に生産されていたシュリッツを再現した”ビールを製造しています。
そのシュリッツ、実は80年代初頭に経営不振からストロー社による買収攻勢を受け
その後ストロー社は1990年代にパブスト社に売却。
現在は、パブストと密接な関係のあるコアなビールなんです。
こちらのジャケットは、1980年代にビールの配達員達が着るジャケットとして
配給されていたと思われるジャケット。
当時、Herbertさんが着るはずだった一着なんでしょうね。
フロントのジッパーは
ミリタリージャケットにも使用されている事も多いIDEALジッパー。
サイズは日本人好みのSmall。丈もLongとなるので
インナーに着るスウェットやシャツも合わせやすい丈感となっています。
数枚まとまって発掘されましたが
オンラインストアにアップされ、残すところ、あと2枚となっています。
ビール系のアイテムを好む方には是非抑えて頂きたい逸品です。
今日の最後は1978年に放映されていた
SCHLITZのコマーシャルでお別れしたいと思います。
ではまた…