2018.09.20:yoshitaka kase
USアーミーに当時官給されていたデッドストックのベレー帽。
サイズ | 頭周り |
7 3/8 | 59cm |
7 5/8 | 60cm |
素材:ウール100%
原産国:アメリカ
ベレー帽は元々、15~16世紀にスペインとフランスの国境地域であるバスク地方の聖職者が用いた角帽(ビレッタ)がバスク地方の農民に普及し、当初は日よけ、風よけ等の実用品として用いられていた事がベレー帽の起源となったと言われています。
バスク地方の一民族衣装に過ぎなかったベレー帽ですが、この地を訪れたナポレオン3世が「ベレー バスク」と呼んだのを皮切りに、フランス、スペインをはじめとして世界中に広まっていきました。
ブリム(つば)や縁がなく、平たい丸型をしているのが大きな特徴で、素材はウール地が多くを占める伝統ある帽子です。
革命家のチェゲバラが常に愛用していた事のは有名な話ですが、実は彼がバスク人の血を引いている男としての矜持とも言われており、ベレー帽は様々な歴史をも垣間見る事の出来るアイテムとなっています。
ファッションアイテムとしてのみならず、第2次世界大戦前の1924年にイギリス軍がミリタリー帽として導入し、その後、連合王国の連邦だけでなく敵国であるドイツやイタリアでもイギリスを手本にベレーが採用されたと言われて、ミリタリーとも密接な関係のある帽子です。
デッドストックの状態で発掘されたこちらのベレー帽は、シンプルなデザインでありながらも、頭周りのデザイン処理はレザーでパイピングされており、そのパイピングから紐が付いているので、サイズの調節も可能となります。
サラッと被っただけでもインパクトがあり、クラシックなスタイルから、ストリート風なスタイルまで、合わせるアイテムを選びません。
幅広いコーディネートに対応出来るのも、メンズ心をくすぐるヒトツです。
USアーミーに長きに渡り官給されているベレー帽。
カラーは、スタンダードなブラック、そしてレアカラーのベージュの2色となり、サイズは、59cm、60cmの2サイズの日本人好みの丁度良いサイズ感です。
ベレー帽は、服装やヘアスタイルを選ばず被る事が出来る万能な帽子。
コンパクトなので、脱帽時に邪魔にならず、持ち運びにも適しています。
ヒトツ用意しておけば、様々なシーンで活躍する事間違いなしなアイテムです。
ベレー帽等の被り物のデッドストック品は、ウエアに比べてミリタリー市場に出回る事が少なく、非常に希少です。
hallelu(ハレル)からも非常にオススメなアイテムですので、是非この機会にお買い求め下さい。