2018.09.30:yoshitaka kase
サイズ | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
94(Medium) | 69 | 47 | 53 | 50 |
100(Large) | 70 | 54 | 56 | 52 |
素材:ウール100%
原産国:イギリス
British Army(イギリス陸軍)に当時官給されていた珍しいボートネック型となったミリタリーニット。
US Military(アメリカ軍)のアイテムと違い、流通量がかなり少ないBritish Army(イギリス陸軍)のアイテムで、その中でも特にミリタリーニットはなかなか見かけない希少なアイテムのヒトツです。
今回は、虫食い等の心配のない綺麗なデッドストックの状態、しかも日本人好みの良いサイズ感となった物が奇跡的にも発掘出来ました。
British Army(イギリス陸軍)のボートネック型となったミリタリーニットは、ストレートネックの首回りに、ジャストサイズで着用した際、体にフィットするシルエットとなっており、いわゆる「ガンジーニット」を彷彿とさせるシルエットとなっています。
そのガンジーニットとは、別名「フィッシャーマンズニット」とも呼ばれる伝統的なニット。
19世紀初頭、イギリスとフランスの間にあるガンジー島が発祥のガンジーニットは、元々、激しい海で働く船乗りの防寒着として作られたもので、その体とニットの間に隙間があると寒くて凍えてしまうというところから、シャープで体にフィットするデザインになっています。
色は、基本ネイビーカラーで、暗い海の上でもすぐに着用出来るようにと、首回りがストレートネックで前後の区別がありません。
自由に動けるようにと伸縮性があり、首や肩、腕が動きやすいように各所に工夫が施された歴史あるニットです。
ミリタリーならではのタフな作りとなったコチラのミリタリーニットは、がっしりと編み上げられているので、多少の引っ掛けや擦れぐいは、まったくもって問題がなく、気を使わずハードに着用出来ます。
ボートネックの両端には、首元が伸びないようにと内側に補強布が縫い付けられ、脇下の内側にも伸びや引き裂けを防ぐ為の補強テープが付着。
激しい動きなどにも対応出来るタフさと暖かさを備えた、いかにもミリタリースペックらしいニットです。
ニットの素材には、贅沢にもアメリカの老舗ウールブランド「Pendleton」と同様のピュアバージンウールを使用しているので、着心地抜群!
油分を多めに含むピュアバージンウールは、防寒防水に高い効果があり、肌触りも柔らかな質感となっています。
カラーは、レイヤードにも使いやすく合わせるアイテムを選ばないネイビー。
サイズ展開は、94(Medium)、100(Large)の2サイズとなります。
デッドストックの状態に日本人好みのサイズ感となると、なかなかミリタリー市場で見かけず枯渇状態なアイテムです。
この貴重な機会に、是非ワードローブのヒトツに加えてみて下さい。