2020.11.11:yoshitaka kase
フランスのヴィンテージミリタリーコートは最高峰の逸品。
・フランス軍/モーターサイクルコート/1940年代/ デッドストック
フランスの洗練されたヴィンテージのコートは、1940年代、第二次世界大戦中にフランス陸軍のバイク部隊が着用していた逸品。
当時、過酷な状況化でも使用されていたコートなだけに、現存する数が昔から少なく、現在、ミリタリー市場でも、枯渇状態にあるヴィンテージのコートです。
歴史的に見ても洋服として資料的価値も高い、アーカイブ級のアイテム。
今回、一度に数枚発掘出来た事は非常に稀な事で、しかも、デッドストックの状態で発掘出来た事は奇跡的!
次回またこのような形で仕入れる事は非常に困難な一着です。
ミリタリーコートの最高峰と言える、こちらのモーターサイクルコートは、生地にフランス軍のM-47カーゴパンツ(初期タイプ)と同様の肉厚で非常に表情の良いキャンバス地を使用しているので、ヴィンテージならではの質感も着用した際に存分に感じる事が出来ます。
様々なデザインのミリタリーコートが存在しますが、その中でも特に希少性の高い一着です。
レアとなる理由は、1940年代当時で既にミリタリーコートとして完成されたデザインとなっている事。
アジャスターを付けて襟を立てた状態での襟のシルエット。
そして、腕の可動を考慮してラグランスリーブとなったデザイン。
風の侵入を防ぐアジャスター付きの両袖部分。
ウエスト回りを覆う自由に調節可能なベルト。
因みに、ベルトをウエスト回りに着用したくない場合も、後ろ部分でベルトが固定されているので、垂らした状態でも使用になれます。
後ろの裾部分は、足回りの状況によって開閉する事も出来るボタンフライのスリット。
内側のディテールでは、両サイドの裾部分に足を固定するアジャスターも付いています。
1940年代という約70年も前のヴィンテージのコートでありながら、これまで様々な国内外のブランドが細部をサンプリングしてきた理由が分かる完成されたミリタリーコートです。
ヴィンテージの品格ある、こちらのモーターサイクルコートは、ジャストサイズで着用になるのはもちろんの事、ゆったりなサイズ感でオーバーコートとして着用しても非常に雰囲気のあるコーディネートが出来ます。
着用Staff : 170cm / 70kg (2 着用)
年月の経過、大戦という人類の歴史の中でもとても貴重なアーカイブ。
戦中のデッドストック品は、ご承知の通りとても貴重となってきており、年々、減少の一途となっています。
是非、この機会をお見逃し無く。