2020.08.09:nakada
私の父は、ヴィンテージのジーンズしか持っていないし、それしか履かない人だったという影響もあって、
物心つく前から、”赤い背景に白い文字” が印象的なあのトレードマークを知らず知らずのうちに認知していました。
スポーツ少年だった当時は、ヴィンテージジーンズの魅力がいまいち理解できなかったけれど、ファッションへの関心が高まるにつれて自然と惹かれていました。
初めて購入したヴィンテージジーンズは、ほぼ全体にリペアが施されている 全所有者の個性が爆発した 501XX でした。
着用面ではもちろん、時の経過を見てとれるアートピースとして、内省的なデザインの魅力を秘めた点もヴィンテージの良さだと実感しています。
そして今回は、ハレルにてお取り扱いのあるヴィンテージ リーバイス の中から、zip 仕様の 501zxx と505 Big Eをご紹介いたします。
頑丈なデニムとの相性を考慮するとボタンフライの方が好ましいのかもしれません、ですが機能的側面から見るとジップ仕様の方が望ましい。
ボタンフライのジーンズで飲み会に行き、終盤にトイレで冷や汗かいたなんて経験をした方もいるのではないでしょうか。
ジップの直線的で純化された形とヴィンテージの風合いによるコントラストもまた魅力的です、、、
Tシャツでこれだけ様になってしまうのも、ヴィンテージジーンズ特有の長所です。
丁寧に手入れをしながら履くのもいいし、気にせずガシガシ履くのもいい。
どちらにせよ、着装者の個性によってさらに発展していくだろうジーンズの姿は頼もしく思います。
もし街ですれ違ってしまったら、本能的に目で追ってしまいそうな危うい魅力すら感じます。
この夏に是非ともご推奨させていただきます。